現在編集中の「軽井沢ききとり物語」

Amazonから販売となる現在発売中の本について

題名は、「軽井沢・きき取り物語 〜じいばあからの贈り物〜」
十五年ほど以前の知り合いとの出会いの中から出てきた話で、地域のお年寄りから聞いた昭和期の聞き取りをまとめて本にしようというもの。少々苦労したが、中身はちょっとしたものだ。柳田國男や宮本常一の本に若い時から親しんできた者として、編集の終わりに、なんだか懐かしいものを感じている。170ページくらいの本で、軽井沢の日常の暮らし、自然、仕事、集落の様子、祭りを約80名の老人に聞いている。

出版という仕事も、やったことのない人にとっては、何か固定したイメージがあるようで、こちらのお願いすることが杓子定規に、ああせいこうせいになったかもしれない。彼らもご自分たちのお考えがある。あまいい、とにかくいい本ができた。何日も朝まで仕事をして、ふらふらになって、布団の中に入ると頭の中が、軽井沢だらけになってなかなか眠れない日が続いた。

 

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